今回は達人系の動きの解説をいたしましょう。
功夫映画などでは、よく達人のおっちゃんが若い主人公の攻撃をヒョイヒョイとかわすシーンが登場しますが、その原理の一つが『膝を抜く』ことです。
論より証拠、先ずは動画をご覧いただきましょう。
いかがでしたでしょうか?
動画でもご説明していますが、『膝』を意図的に『抜く』ことによって身体を転倒させ(実際には二歩目が出るので転ぶことはありません)、そこから推進力を生み出し、また足の裏を地面に粘らせるように接地してそこから生まれる(地面からの)抗力を加え、さらに加速度をアップさせます。
この運動の利点は何かといいますと、上半身を完全にリラックスさせておくことが出来るので、攻撃なり防御なりに自由にそれを使うことが出来るということです。
また、動画では「伝統武術に特有なもの」として説明しておりますが、バスケットボールや野球などのスポーツに於いても、一流の選手にしばしば見られる事象ではあります(『スラムダンク』の流川が "消える" 時の動きですね/笑)
この運動を成功させるためには足首の柔軟性が必要です。足首が硬い人がいきなりこの運動を行っても、痛めてしまうばかりではなく、もしかしたら転倒してしまうかもしれません。なので、中腰の姿勢で何分も立っているとか、同じ(中腰の)高さで二十分も三十分も歩き続けるとかの鍛錬をこなして足首を十分柔軟にする必要があります。
さてさて、毎度毎度このような達人・脱力系の動きをご紹介してて思うことですが、これじゃアニメーションにはなりませんよねえ・・・(笑)特に動画の中で演じられている『剣の防御』なんかは、なんの力感もないのでパワー系のキャラになんか全然使えません。
でもねえ、達人系のキャラではどうでしょうかね~~?
いろいろとディフォルメを加えれば案外使えたりして・・・
そゆことで、任せました!!
後はよろぴく!!(丸投げ??!!)
2012年4月20日金曜日
2012年4月13日金曜日
回転納刀(モーション素材)
殺陣の演技の中には、刀をくるりと回しながら納刀(のうとう)するものがあります。
みなさんもテレビや映画でご覧になったことがあるかと思いますが、これをいざ手付けでモーションを作ろうとすると案外やり方が分からずに困ってしまうものです。
なので、今回はそのコツを解説させていただこうと思います。
ご覧の通り、人差し指と中指で柄(つか:持つところ)を挟んで回します。その際、刀を滑らかに回転させるためには、手首の移動の軌跡も円を描くことです。
ちなみに、本物の『居合』では やらない技ですので
・・・念のため(笑)
みなさんもテレビや映画でご覧になったことがあるかと思いますが、これをいざ手付けでモーションを作ろうとすると案外やり方が分からずに困ってしまうものです。
なので、今回はそのコツを解説させていただこうと思います。
ご覧の通り、人差し指と中指で柄(つか:持つところ)を挟んで回します。その際、刀を滑らかに回転させるためには、手首の移動の軌跡も円を描くことです。
ちなみに、本物の『居合』では やらない技ですので
・・・念のため(笑)
2012年4月6日金曜日
ヘルメット入荷しました!!
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