今日はアクションにおける基本パターンをお届けします。
注目していただきたいのはカラミ(業界用語で『やられ役』)のポジション取りです。シン(同じく『やっつける役』)の攻撃を受けたことによるリアクションを利用して上手く後ろに下がっています。
しかもそのポジションが、シンの次の攻撃を一番受けやすい場所、言い換えるとシンが次の攻撃を一番出し易い場所になっています。
このようにアクションは、シンとカラミが協力しながら『カメラや観客から見て常にベストのポジションを取り続ける』という、いわばダンスのような間合いの取り方をしているわけです。
なので、格闘技をやっていれば直ぐにアクションに適応できるというわけではありません。この独特の間合い感覚を身に着けてこそ、初めて「アクションが出来る」と言えるわけです。
まあ、CG ではこの辺りの調整はいくらでもできるわけで、最近のモーキャプでは敢えてシンとカラミのポジション離して撮影するという手法もなされています。その方が(相手に怪我をさせる心配もなく)思い切り技を出せるというわけなのですが、やはり上手いアクターさんは、必ずといってよい程、この間合い感覚に優れていらっしゃいます。
皆さんも、今後舞台や映像でアクションをご覧になる時には、是非この間合いの取り方に注目してみてください。きっと、アニメーション作成のヒントが得られると思いますので。
2011年6月29日水曜日
2011年6月26日日曜日
Web殺陣教室・入門編
私が以前主宰していた殺陣教室・玄舟塾(げんしゅうじゅく)で作製した入門ビデオを You Tube にアップしました!!
http://youtu.be/V7Pmm1diu64
http://youtu.be/krq1eVsaskk
http://youtu.be/RuTL1rdfwPU
基本的な所作と構え程度しか解説していませんが、興味がおありの方は是非ご覧ください。
http://youtu.be/V7Pmm1diu64
http://youtu.be/krq1eVsaskk
http://youtu.be/RuTL1rdfwPU
基本的な所作と構え程度しか解説していませんが、興味がおありの方は是非ご覧ください。
2011年6月23日木曜日
今日の加藤さん
2011年6月21日火曜日
二刀流(素材集)
6月11日の稽古で塾生達に教えた
アクション用二刀流の応用編です。
この動画は随分前に撮ったものですけど、今見返してみると、同じ動きの繰り返しでつまんないですね~(笑)
頑張れ俺!って感じっす。
アクション用二刀流の応用編です。
この動画は随分前に撮ったものですけど、今見返してみると、同じ動きの繰り返しでつまんないですね~(笑)
頑張れ俺!って感じっす。
2011年6月17日金曜日
岩本淳也さん
『アクターさんいらっしゃい!』
三人目は、お約束通り、アクション俳優の岩本淳也さんです。
岩本さんは、『ほぼ活劇座』の称号通り(お前が言ってるだけだ/笑)、活劇座さんと行動を共にされることが多いですが、モーキャプだけに留まらず、映像などでも幅広く活躍されている俳優さんです。
得意分野は中国武術で、第7回上海国際武術博覧会という大会では伝統拳術部門で優勝された程の腕前です。武器の捌きもお達者で、棍(棒)や槍の扱いには惚れ惚れするくらいの美しさをお持ちです。また、ご自身で中国武術パフォーマンスカンパニー『日月堂』を主宰され、後進の指導にも力を注いでいらっしゃいます。
岩本さんの得意分野は中国武術だけに留まりません。プロレス流の動きも大得意で、特にルチャリブレ(メキシカンスタイルのプロレスリング)風の空中殺法の凄さには目を見張るものがあります。それもそのはず、謎の覆面レスラーとしてリングで活躍されているとかいないとか・・・弊社スタッフも時々応援に行くとかいかないとか・・・(謎だけに歯切れが悪いですね/ 笑)
とにかく、何でもこなすオールラウンドプレーヤーとして、モーキャプ業界では引く手あまたの売れっ子さんです。
塾長も一応中国武術は修行してきましたし、プロレスは子供の頃からの大ファンでしたので(岩本さんとは見てた年代が違うけど/ 笑)モーキャプ撮影の合間にはいつもその話題で盛り上がっています。ここに古賀さんが加われば、収集のつかないくらいの大騒ぎになって、しばしば撮影を中断させてしまうほどです(笑) といっても、塾長が一人ではしゃいでいるだけなんですけどね(ダメでしょ!)
古賀さんに岩本さん、これからもクライアントさんから怒られない程度に遊んでくださいね~(笑)!!
三人目は、お約束通り、アクション俳優の岩本淳也さんです。
岩本さんは、『ほぼ活劇座』の称号通り(お前が言ってるだけだ/笑)、活劇座さんと行動を共にされることが多いですが、モーキャプだけに留まらず、映像などでも幅広く活躍されている俳優さんです。
得意分野は中国武術で、第7回上海国際武術博覧会という大会では伝統拳術部門で優勝された程の腕前です。武器の捌きもお達者で、棍(棒)や槍の扱いには惚れ惚れするくらいの美しさをお持ちです。また、ご自身で中国武術パフォーマンスカンパニー『日月堂』を主宰され、後進の指導にも力を注いでいらっしゃいます。
岩本さんの得意分野は中国武術だけに留まりません。プロレス流の動きも大得意で、特にルチャリブレ(メキシカンスタイルのプロレスリング)風の空中殺法の凄さには目を見張るものがあります。それもそのはず、謎の覆面レスラーとしてリングで活躍されているとかいないとか・・・弊社スタッフも時々応援に行くとかいかないとか・・・(謎だけに歯切れが悪いですね/ 笑)
とにかく、何でもこなすオールラウンドプレーヤーとして、モーキャプ業界では引く手あまたの売れっ子さんです。
塾長も一応中国武術は修行してきましたし、プロレスは子供の頃からの大ファンでしたので(岩本さんとは見てた年代が違うけど/ 笑)モーキャプ撮影の合間にはいつもその話題で盛り上がっています。ここに古賀さんが加われば、収集のつかないくらいの大騒ぎになって、しばしば撮影を中断させてしまうほどです(笑) といっても、塾長が一人ではしゃいでいるだけなんですけどね(ダメでしょ!)
古賀さんに岩本さん、これからもクライアントさんから怒られない程度に遊んでくださいね~(笑)!!
古賀 亘 さん
『アクターさんいらっしゃい!』二人目にご登場願うのは、モーキャプ業界でこの方を知らない人はいないんじゃないかという程のご活躍をされている古賀 亘 (こが わたる)さんです。
モーションキャプチャー・アクターとして自ら演技やアクションをこなされる他、株式会社活劇座 の代表取締役としてモーションアクターのコーディネイトとアクションのコーディネイトまでを一手に引き受ける、正にモーションキャプチャーの申し子といえる人です。
古賀さんとは昨年初めてお会いしたのですが、何しろ狭いアクション業界ですから、共通の友人が何人もいたりして(笑)、しかも、古賀さんも中国武術や日本の古武術を修行される本物の武術家でもありますから、塾長とは直ぐに意気投合し、それ以来撮影現場では古くからの友人のように親しくさせていただいています。
私から見た古賀さん(と、そのお仲間達)のお仕事振りは、一言で言って『誠実』そのものです。ディレクターさんの見たい絵を、何とか形にしようといつも工夫を凝らしていらっしゃいます。また、アクションに対する安全策、気配りにも抜かりが無く、本当に安心してお任せすることができます。(時々、私の仕事まで取っちゃいますけどね・・・マット出しとか/ 笑)
そんな古賀さん、関西テレビにて2011年3月31日深夜25:50~26:50に放送された「神話戦士ギガゼウス」に、ゼウス隊隊長・剣剣介(ツルギケンスケ)役で主演され、変身後のスーツアクターもご本人が担当されたとのこと。 DVD を拝見しましたが、シュールな笑い満載で結構面白かったですよ!古賀さんのコミカルな一面が見られて、とても新鮮でした(笑) 皆さんも、機会があったら是非ご覧になってみてください。
明日は、古賀さんの盟友、『ほぼ活劇座(笑)』の岩本淳也さんをご紹介します。どうぞお楽しみに!!
モーションキャプチャー・アクターとして自ら演技やアクションをこなされる他、株式会社活劇座 の代表取締役としてモーションアクターのコーディネイトとアクションのコーディネイトまでを一手に引き受ける、正にモーションキャプチャーの申し子といえる人です。
古賀さんとは昨年初めてお会いしたのですが、何しろ狭いアクション業界ですから、共通の友人が何人もいたりして(笑)、しかも、古賀さんも中国武術や日本の古武術を修行される本物の武術家でもありますから、塾長とは直ぐに意気投合し、それ以来撮影現場では古くからの友人のように親しくさせていただいています。
私から見た古賀さん(と、そのお仲間達)のお仕事振りは、一言で言って『誠実』そのものです。ディレクターさんの見たい絵を、何とか形にしようといつも工夫を凝らしていらっしゃいます。また、アクションに対する安全策、気配りにも抜かりが無く、本当に安心してお任せすることができます。(時々、私の仕事まで取っちゃいますけどね・・・マット出しとか/ 笑)
そんな古賀さん、関西テレビにて2011年3月31日深夜25:50~26:50に放送された「神話戦士ギガゼウス」に、ゼウス隊隊長・剣剣介(ツルギケンスケ)役で主演され、変身後のスーツアクターもご本人が担当されたとのこと。 DVD を拝見しましたが、シュールな笑い満載で結構面白かったですよ!古賀さんのコミカルな一面が見られて、とても新鮮でした(笑) 皆さんも、機会があったら是非ご覧になってみてください。
明日は、古賀さんの盟友、『ほぼ活劇座(笑)』の岩本淳也さんをご紹介します。どうぞお楽しみに!!
2011年6月14日火曜日
成瀬優子 PV_序
というわけで、成瀬優子の PV_序 です。
名前:成瀬優子(ブログ)
身長:157cm
靴のサイズ:23.0cm
好きな男性タレント:井ノ原快彦
一つだけ願いが叶うとしたら:イノッチと友達になりたい
彼女は清田と同じく『演劇集団キャラメルボックス』の俳優教室卒業生で、やはり清田と同じく、卒業後に出演していた舞台を私がたまたま観ていて、そのダンスのキレ・身体のキレに惚れ込んでアクター塾にスカウトしたというわけです。
失礼ながら、俳優教室の殺陣の授業では印象が薄かったんですけどね~(笑)。何しろ、俳優教室に入るまではダンスや殺陣だけではなく、運動と名のつくものはほとんどやったことがなかったと言いますから・・・
そんな彼女が卒業後に急成長できた訳は、もちろん彼女の努力の賜物ではありますが(殺陣やバトンを習ったそうです)、私に言わせれば、彼女の持つ『癖のない身体(骨格)』のお陰だと思っています。
私は、かれこれ二十年以上も俳優や俳優の卵達に殺陣やアクションを教えてきました。その数は、延べで千人はくだらないと思いますが、そんな私でも、彼女ほど癖の無い、素直な骨格を持つ若者を見たことがなかったのです。
身体に癖がないと何故良いのかといいますと、本人が特に意識しなくとも『軸』が綺麗に立つということです。そうです、いわゆる『天性の軸』というやつを備えているのですね、彼女は。
今回は、残念ながら、演技パートを撮影している時間がありませんでした。彼女の演技も、その骨格と同じで、素直で伸び伸びしたものです。次回、稽古に参加したときにはその姿を必ずやアップしますので、どうかお楽しみに!!
名前:成瀬優子(ブログ)
身長:157cm
靴のサイズ:23.0cm
好きな男性タレント:井ノ原快彦
一つだけ願いが叶うとしたら:イノッチと友達になりたい
彼女は清田と同じく『演劇集団キャラメルボックス』の俳優教室卒業生で、やはり清田と同じく、卒業後に出演していた舞台を私がたまたま観ていて、そのダンスのキレ・身体のキレに惚れ込んでアクター塾にスカウトしたというわけです。
失礼ながら、俳優教室の殺陣の授業では印象が薄かったんですけどね~(笑)。何しろ、俳優教室に入るまではダンスや殺陣だけではなく、運動と名のつくものはほとんどやったことがなかったと言いますから・・・
そんな彼女が卒業後に急成長できた訳は、もちろん彼女の努力の賜物ではありますが(殺陣やバトンを習ったそうです)、私に言わせれば、彼女の持つ『癖のない身体(骨格)』のお陰だと思っています。
私は、かれこれ二十年以上も俳優や俳優の卵達に殺陣やアクションを教えてきました。その数は、延べで千人はくだらないと思いますが、そんな私でも、彼女ほど癖の無い、素直な骨格を持つ若者を見たことがなかったのです。
身体に癖がないと何故良いのかといいますと、本人が特に意識しなくとも『軸』が綺麗に立つということです。そうです、いわゆる『天性の軸』というやつを備えているのですね、彼女は。
今回は、残念ながら、演技パートを撮影している時間がありませんでした。彼女の演技も、その骨格と同じで、素直で伸び伸びしたものです。次回、稽古に参加したときにはその姿を必ずやアップしますので、どうかお楽しみに!!
2011年6月11日土曜日
稽古報告_110611
梅雨真っ只中の6月11日、久々にアクター塾の稽古が行われました。
参加してくれたのは、お馴染・加藤千尋(ブログ)と清田裕也、それにこのブログ初登場・成瀬優子(ブログ)の三人でした!
うう、ここんとこ毎回マンツーマンだったので
三人も来てくれるなんて嬉しいよう・・・(泣)
というわけで、今回の稽古は『二刀流』にテーマを絞って進められました。
加藤さんは和太鼓をやってましたし、成瀬さんもバトンや殺陣を経験していますので、二人とも武器の扱いには一日の長があります。二人が揃うこともなかなかありませんので、これを機会に一気に上達させてやろうと目論んだわけですね。キックボクシングの経験しかない清田にとっては、基礎をすっ飛ばしていきなりレベルの高いことをやらされて迷惑だったと思いますが、ま、それについてくるのも役者の甲斐性なので手加減はしませんでしたけどね(笑)
三人とも殺陣の実力はまだまだですが、なんか今日の稽古で希望が見えてきた気がします。
それぞれがそれぞれの個性を存分に発揮できる日を夢見て、これからもビシビシしごいていきたいと思います(ウッシッシ)!!
参加してくれたのは、お馴染・加藤千尋(ブログ)と清田裕也、それにこのブログ初登場・成瀬優子(ブログ)の三人でした!
うう、ここんとこ毎回マンツーマンだったので
三人も来てくれるなんて嬉しいよう・・・(泣)
というわけで、今回の稽古は『二刀流』にテーマを絞って進められました。
加藤さんは和太鼓をやってましたし、成瀬さんもバトンや殺陣を経験していますので、二人とも武器の扱いには一日の長があります。二人が揃うこともなかなかありませんので、これを機会に一気に上達させてやろうと目論んだわけですね。キックボクシングの経験しかない清田にとっては、基礎をすっ飛ばしていきなりレベルの高いことをやらされて迷惑だったと思いますが、ま、それについてくるのも役者の甲斐性なので手加減はしませんでしたけどね(笑)
三人とも殺陣の実力はまだまだですが、なんか今日の稽古で希望が見えてきた気がします。
それぞれがそれぞれの個性を存分に発揮できる日を夢見て、これからもビシビシしごいていきたいと思います(ウッシッシ)!!
2011年6月8日水曜日
腰の構え_おまけ
『腰の構え』シリーズの最終回です。
これまで『反る』・『立つ』・『丸まる』の三つの腰の構えをご紹介してまいりましたが、それぞれの腰にはそれぞれ異なった目的や利点があることをご理解いただけたかと思います。
そこで今回は、運動の中に腰の構えがどのように関わっているのか、その具体例をご紹介したいと思います。
皆さんには既にご承知の事ばかりとは思いますが、資料の一つとしてご覧いただけたら幸いです。
いかがでしたでしょうか?
『単一の腰』では、身体全体の移動が腰を起点に行われている事、『丸まる → 反る腰』と『反る → 丸まる腰』においては、腰の変形によって生まれた力が四肢に伝わっていく事象が観察されたかと思います。
私達運動をする者におきましては、『腰が最初に動き始め、手足はそれに連動して動く』という感覚があります。俗にいう『腰で~する』といった状態ですね。専門学校の学生さんなどは、このことを念頭に置いて作業をされるなら、きっと滑らかで自然なアニメーションを付けられることと思います。
運動もアニメーションも『 腰が命 』ですからねっっ!!
これ、流行らしていきましょうね(笑)
というわけで、このシリーズもこれで終わりです。最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました!
次回からは、また肩の力を抜いて、適当に更新してまいりますので(笑)、今後ともご愛顧の程よろしくお願いいたします!!
これまで『反る』・『立つ』・『丸まる』の三つの腰の構えをご紹介してまいりましたが、それぞれの腰にはそれぞれ異なった目的や利点があることをご理解いただけたかと思います。
そこで今回は、運動の中に腰の構えがどのように関わっているのか、その具体例をご紹介したいと思います。
皆さんには既にご承知の事ばかりとは思いますが、資料の一つとしてご覧いただけたら幸いです。
いかがでしたでしょうか?
『単一の腰』では、身体全体の移動が腰を起点に行われている事、『丸まる → 反る腰』と『反る → 丸まる腰』においては、腰の変形によって生まれた力が四肢に伝わっていく事象が観察されたかと思います。
私達運動をする者におきましては、『腰が最初に動き始め、手足はそれに連動して動く』という感覚があります。俗にいう『腰で~する』といった状態ですね。専門学校の学生さんなどは、このことを念頭に置いて作業をされるなら、きっと滑らかで自然なアニメーションを付けられることと思います。
運動もアニメーションも『 腰が命 』ですからねっっ!!
これ、流行らしていきましょうね(笑)
というわけで、このシリーズもこれで終わりです。最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました!
次回からは、また肩の力を抜いて、適当に更新してまいりますので(笑)、今後ともご愛顧の程よろしくお願いいたします!!
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