今回は、『前蹴上げ』・『横蹴り』・『内回し蹴り』の三つをご紹介しましょう。
先ずは『前蹴上げ』ですが、この蹴りは、足腰の柔軟性を高め、蹴りのバランス力を向上させる鍛練的な意味合いを持っています。実際に蹴る場合は、相手の顎を、爪先や背足を使って(『攻撃部位』参照)下から蹴り上げます。低く出して、金的などを蹴るのも有効です(笑)
また、『踵落とし』の前段階(振り上げ動作)にも通ずるものがあります。
足刀を使って(『攻撃部位』参照)自分の横の敵を蹴るのが横蹴りです。アクションにおいても大変ポピュラーな蹴りです。動画の中でもご紹介していますが、軸足(立っている方の脚)の返しを上手く使えば、自分の正面の敵も蹴ることができます。
実戦では、低く、コンパクトに蹴り出して、相手の膝関節を挫くのに役立てたりもします。
脚を大きく回し、爪先や足刀部分で蹴るのが内回し蹴りです。大変見栄えのする技なので、アクションでは多用されます。但し実戦では、低く、コンパクトに回して、武器を持った相手の前腕や脇腹の肉が薄い部分を蹴ったりします。
また、『踵落とし』の振り上げ動作として、『前蹴上げ』とは別の軌道として使われることもあります。
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