今日はスタジオのセットチェンジの日です。
先週までフェイシャル・キャプチャー仕様になっていたものを本来のスタイルに戻す作業をします。
弊社スタジオではフェイシャルの撮影の時は、高い壁に取り付けてあるカメラを一端下ろして、フェイシャル仕様に組み替えます。
なので、フェイシャルの撮影が終われば再びカメラを高い位置に戻さなくてはならないのですが、それも手馴れたものです。
身体が覚えていますから作業はサクサク進みます。
突然ですが、ここでモーキャプマン(モーキャプスタッフ)心得なんぞを・・・一つ、モーキャプマンは身体を動かすことが好きでなくてはならない(笑)!
さてさて、カメラの取り付け作業は時にはこんな高いところで行われます。
カメラはとても精密なため、ぞんざいに扱っては直ぐに調子が狂ってしまいます。 ですから、どんな高い場所であっても細心の注意を払って扱わなくてはなりません。自分の安全のためにも一瞬たりとも気を抜けないのです。
その点、塾長はスタントマンでしたからへっちゃらです。
昔取った杵柄がこんなところで役に立っちゃいました(笑)
一つ、モーキャプマンには根気と度胸が必要なり~!!ですね。
無事カメラが取り付けられたので、今度は調整に入ります。
調整には幾つかの手順がありますが、一番象徴的なのが右の写真のキャリブレーションでしょう。マーカー(反射材が着いた小さなボール)が三つ付いた棒(通称;ワンド)を振りながらスタジオ内をぐるぐる歩き回ります。
目的は『各カメラの位置を三次元的に割り出す事と各カメラのレンズの補正等々』と、聞いてるだけで頭が痛くなるものですが(笑)、兎に角、カメラ調整の中ではとても重要な位置を占めるものです。
見た目が変なため、初めてこれを見た人は不思議な印象を持たれるようです。何のためかとよく聞かれるのですが、めんどくさいので「データが良く取れるおまじないです」と答えるようにしています(笑)
調整の仕上げは実際にキャプチャー・スーツ(全身黒タイツ)を着て動きを撮ります。
今回はディレクターの初海氏が自らスーツを着ました。 一つ、モーキャプマンは自ら黒タイツを着なくてはならない!!のですぞ(笑)
それにしても初海さん、真っ先に撮った動きがこないだ三浦さんが拾ってきたルームランナーだなんて・・・
初海さんもやりたかったんじゃん!!!
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