本日はアクションの具体的な『手(て:振り付け)』をご紹介いたしましょう。
前回からの流れで言えば、注意していただくところは、やはりカラミ(やられ役)のポジショニングです。初級用と中級用の動画をご用意いたしましたので、その違いをじっくりとご覧になってください。
いかがでしょうか?
中級は初級に比べて『手』も複雑ですが、カラミの出入りも半端ないですね(笑)
よ~く見てみると、シン(主役)の次の攻撃に合わせて、絶妙のタイミングと距離で飛び込んでくるのが判ります。これって、簡単そうに見えますが結構難しいんですよ(笑)
アクションを習いたての人は、ほとんどの場合、飛び込み過ぎてシンにぶつかったり、自分の攻撃をシンに当ててしまったりすることもあります。相手がスターさんなら間違いなくクビですね(笑)
なので、カラミの実力とは、真っ先にこの『間合い取り』の上手さが挙げられるわけです。
こんな風にアクションを眺めてみると、その『手』を付けた殺陣師の意図や演出をより深く理解することができます。それによって得られた感性が、皆さんのアニメーション作成の一助となれば幸いです。
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