今回は『飛び後ろ回し蹴り』・『旋風脚』・『飛び足刀』の三つをご紹介したいと思います。
先ずは『飛び後ろ回し蹴り』ですが、これは、文字通りジャンプをしながら後ろ回し蹴りをするもので、動画の中でもご説明しておりますが、ジャンプする直前の『身体のねじれ=タメ』が最も重要なポイントとなります。
動画では、ジャンプする直前、正面に対して背中を向けながら足を揃えようとしていますが、そのタイミングにおいて顔(視線)はまだ前方を向いています。この瞬間に、背骨にねじれの力が生まれ、ジャンプすることでそれが解き放たれ、蹴り脚を振り上げる力に変換されるというわけです。
また、効率良くタメを発生させるためには、頭~胸~腰が一直線上にある状態、所謂『軸』がある状態が必要不可欠です。
旋風脚(せんぷうきゃく)は中国武術の蹴り技です。
動画でもご説明しました通り、一つ目の蹴りが高さと勢いを生む秘訣となっています。また(二つ目の)メインの蹴りに威力を持たせるためには、飛び上がる直前の『身体のねじり=タメ』がとても大切です。
そのためにも、(飛び後ろ回し蹴りの時と同様)『軸』がしっかりと出来ていることが肝要です。
飛び足刀(飛び横蹴り)は、一端手足を抱え込み、それを一気に開放することでキレを生み出します。
なので、手足の力もさることながら、体幹のコントロールが最も要求される蹴り技といえるでしょう。
それでは、動画をご覧ください!!
※補足
飛び後ろ回し蹴りには、今回ご紹介したものとは別のやり方、『一端膝を抱えてスナップで蹴るタイプ』のものもあります(『蹴り技各種_3』参照)今回は撮り忘れてしまったので(笑)また機会がございましたらアップさせていただきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。