2011年5月22日日曜日

腰の構え_腰の三態

『アクション講座』

さあ、今回から数回に分けて『腰の構え』についてお話をしましょう。

『骨盤の話』の時にもご説明しましたように、『骨盤のポジショニング=腰の構え』は運動において最も重要な要因の一つです。運動には(日常の動作においても)その種目(動作)に合った腰の構えというものが必ずあります。間違った腰の構えのままでいくら練習を重ねたところで、上達出来ないどころか身体を壊してしまうことさえあるくらいです。

キャラクターのポージングをする時も同じ事がいえると思います。腰の構えがおかしければ、いくら手足の角度をいじってみたところで、なかなか格好良いポーズにはなってくれません。

というわけで、私はこの『腰の構え』こそが『アクション講座』のクライマックスであると捉えています。これを正しく伝えることができたら、「このブログにおける私の仕事は終わった」とまで考えています。余生は、ありものの動画をペペ~っと貼って、適当な説明をへへ~っとしてハイ出来あがり!みたいな、そんな夢のような日々が待っているはずです(笑)

それでは全力を注いで解説をして参りますので、皆さんもどうか最後までお付き合いくださいますように!!

さて、最初に知っておいていただきたいことは『腰の構え』の種類です。ここでは大きく分けて三つの構えをご紹介したいと思います。

『仙骨から反る腰』・『仙骨が立つ腰』・『仙骨から丸まる腰』の三つです。

ここでいちいち『仙骨から・が~』としているのには訳があります。それは骨盤を動かす時に、漠然と動かすか、明確に仙骨を意識してそこを支点として動かすかによって、動きの結果が大きく変わってくるからです。丁度、球形のオブジェクトを操作する時に、マニピュレーターを中心に置くか外周上に置くかで、その結果に明確な違いが出てくるのと同じといえましょう。

ですが、毎回毎回『仙骨から・が~』と打ち込むのは指が疲れてしょうがありませんので(笑)今後は『仙骨から・が~』を省略して、単純に『反る腰』・『立つ腰』・『丸まる腰』と表記させていただきますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

説明が長くなりましたが、それでは早速『腰の三態』を動画で確認していただきましょう。動画の中には、それぞれの腰におけるポージングの例も入れておきましたので、それぞれの腰が醸し出す雰囲気の違いにもご注目ください。また、皆さんが日常的に使う『へっぴり腰』とか『腰ぬけ』という状態と区別していただくために『悪い例』も載せておきましたので、そちらの方も併せてご確認いただきますように。



いかがでしたでしょうか?『立つ腰』がちょっと判り辛かったでしょうかね?私はちゃんと仙骨を立てているのですが、大臀筋が邪魔をしてよく見えませんでしたね(笑)

『悪い例』は何処が悪かったかお判りでしょうか?そうです、悪い例では(腰椎から反ったり丸まったりしているため)骨盤が前後に大きく移動していますね。本来、『頭~胸~腰』は同じ軸上にあるのが理想です(もちろん例外はあります)。その状態こそが一番背骨の力を発揮し易いからです。

ダンス等では、わざと骨盤のポジションを『悪い例』の場所に置いたりしますが、それはあくまで表現手法の一つであって、日常的に『悪い例』のポジションを取り続けたり、重い物を持つ時に『悪い例』のポジションで持ったりするとてき面に腰を壊してしまいますのでご注意ください。

それでは、次回からは各構えについて個別にご説明していくことにいたしましょう。

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