2011年4月30日土曜日

稽古報告_110430

連休二日目の4月30日に恒例のアクター塾稽古が行われました。

今回も出席者は一人・・・これから夏にかけてが芝居(舞台)のシーズンなので、今後も出席率の低迷は続きそうです。ま、人数が少なければ少ないで充実した稽古ができるわけですからね。出来ることを坦々とやっていきましょう。その積み重ねが大きな仕事に繋がるのですから(笑)

というわけで、今回出席したのは清田裕也。
男性版の元気印です!!



彼は、私が以前講師をさせてもらっていた『演劇集団キャラメルボックス』の俳優教室卒業生で、卒業後に出演した舞台を私がたまたま観ていて、その大きくてコミカルな演技がモーキャプ向きだと判断し、アクター塾にスカウトをした次第です。

なので演技力は文句なく合格点なのですが(既に某モーキャプ案件で主役を務めています)、いかんせんアクションや殺陣の実力はまだまだです(俳優教室で九ヵ月間アクションと殺陣のレッスンは受けていますが) あと体幹の使い方にも癖があり(軸が出来ていないので)、正しく格好良いポージングができません。

なので、今回はこれ幸いとばかりに
じっくりと体幹の使い方を伝授したのでした。

アクター塾の稽古体系で現在最も重きをおいているものはマット運動とトランポリンです。その理由は『軸が出来ているかいないか』が如実に表れるからです。

アクションや殺陣のポージングでは、身体が変なところで曲がっていたりしても、大抵の場合は本人に自覚はなく、(その状態でもなまじ動けたりするので)なかなかその誤りに気付いてもらうことができません。ところがマットやトランポリンなどの体操系の動きならば、ビデオに撮って「ほら、ここ曲がってるじゃん!」と言ってやるだけで済むのです。こんな楽なことはないじゃありませんか(笑)

それは冗談だとして、体操系の動きでしっかりと軸を作ることができるようになれば、アクションや殺陣の動きの中でもその状態を維持できるようになります。つまり、体操系の運動は軸の意識(プラスそれに必要な筋力)を発達させるのにはもってこいのものなのです。

というわけで、今回の稽古報告は特に『軸』をテーマにお届けします。動画の中で彼が三点倒立と倒立に挑戦していますが、上手くいく時といかない時の軸の違いにご注目ください!

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