2011年4月21日木曜日

アクション講座_軸の話_1

さあ、いよいよ始まりました!
CGアニメーターのためのアクション講座です!!

アクションの具体的な技に止まることなく、身体の使い方等、運動全般に関して解説をしていければと思っています。

記念すべき第一回は軸(体軸)の話です。
それでは張り切ってまいりましょう!!

スポーツや武道の世界では「彼の技は軸がなっていない」とか「彼女の姿勢はよく軸が通っている」等々・・・必ずといってよいほど使われる言葉ですが、皆さんは『軸』に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?


軸というものは、その有る無しによってその者のパフォーマンスを決定付けるほどの重要な役割を担っています。

論より証拠、先ずは例をご覧いただきましょう。



いかがでしたでしょうか?
軸の有る無しでこれだけ動きが変わってくるものなのです。

では、軸とは何かといいますと、身体を上下に貫く直線状の『意識(イメージ)』と言い表すことができます。

意識と聞くと何か胡散臭さを感じられる方もおられるかもしれませんが、何らかの運動に真摯に取り組んでいる人間ならば誰もがその大切さに気づいていることと思います。例えば、スキーヤーがこれから滑るであろう『ライン』を意識するといった具合にです。

もちろん、背骨や重心落下線(身体が物体として持っている重心線)で軸を説明することもできます。体軸はそれらと密接な繋がりを持っているからです。

しかしそれだけでは、次回ご説明するような『身体を離れた軸』等を説明することはできません。

軸の意識というものは、CGモデルに例えるならコンストレインの『親』のようなものです。その形状は(軸ですから)細長い棒状のオブジェクトということになるでしょう。そうして、モデルのボディが『子供』です。子供であるボディが親である軸(棒状のオブジェクト)に追従して動こうとするように、人間の身体も、その主人である脳が描いたフォルムに(何らかの形状に)従順に従おうとするものなのです。もちろん、日頃からよく動かしている、錆付いていない身体に限りますけれど(笑)

ちょっと面倒くさい話をしてしまって恐縮です。

意識だの何だのと難解な話をしなくても、軸はちゃんと養成することができます。良質の『型』を何も考えずに丁寧に繰り返していれば、いずれ軸は育ってくるものなのです。(でも、この場合でも無意識下にちゃんと『軸の意識』が形成されるんですけどね)

というわけで、超簡単な体軸養成法をご紹介しておきます。

お仕事の合間に
気分転換のつもりで是非取り組んでみてください!!



※この運動の要点

1.頭と胸と腰が一直線上にあるよう努めてください

「身体を貫く直線をイメージしろ!」なんて言われても急には無理ですよね(笑)先ずは、見た目で身体を真っ直ぐにできることが先決です。鏡を利用したり、周りの人達に指摘してもらったりしながら「真っ直ぐな身体」の感覚を掴んでください。

2.できるだけ身体の力を抜いてください

軸は背骨と密接な関係を持っています。ですから、この念転の動作も、背骨から生まれた運動であることが望ましいのです。そのためには極力身体をリラックスさせることです。理想をいえば「これ以上力を抜いたら立っていられない」くらいの脱力をしていただきたいものです(でも姿勢を崩してはいけません)

それでは、皆さんのご健康のために、またアニメーションのスキルアップのためにご一緒に身体を動かしましょう!!

レッツ、ビギン!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。